アパホテルの法人契約「アパ直Biz」を解説

出張時にいつも特定のホテルを利用する場合、ホテルと法人契約を結ぶと様々な特典が得られコスト削減や業務効率化につながります。この記事では、ビジネスマンにも多く利用されるアパホテルについて、2022年8月1日より新たに始まった法人契約プランの「アパ直Biz」の特徴や法人契約の利用手順など解説します。
目次
アパホテルの法人契約「アパ直Biz」の特徴
アパホテルは、新都市型ホテルとして「高品質」「高機能」「環境対応型」を掲げるビジネスホテルチェーンです。全国に250以上のホテルを有し、主に駅近の立地で自動チェックイン機やフリーチェックアウトシステムを導入するなど、ビジネスマンの快適な滞在をサポートしているホテルですが、法人契約を結ぶとさらに便利に利用ができます。ここでは、アパホテルの法人契約「アパ直Biz」の特徴について解説していきます。
ポイント付与orポイント無し3%引きの選択制
アパホテルと法人契約を結ぶ際には、宿泊者個人へのポイント付与を認めるか、ポイント無しで宿泊料金の3%引きのどちらかを選択します。企業によっては、会社の経費で個人にポイントが貯まることを問題視する場合もあるため、企業のポリシーに合わせて選択できる点が特徴です。
ポイント無しで宿泊料金の3%引きを選択した場合は、最安値保証の「アパ直」料金からさらに3%引きになり、コスト削減を目指す企業にとっては大きなメリットでしょう。
なお、ポイント無しを選択しても、アパホテル個人会員ステイタスのランクアップ条件に該当する年間宿泊実績にはカウントできますので、会員ステイタスに応じたチェックイン・チェックアウト時間の優遇や、プライベートで宿泊する際のポイント還元率アップなどの優遇は受けられます。
データの一括管理による業務効率化
アパホテルと法人契約を結ぶと「アパ直Biz」の会員専用サイトから予約ができるようになります。PC、スマホどちらからも簡単な操作で24時間利用可能なため、急な出張や変更時にも対応可能です。また、アパ直Biz会員専用の問い合わせ窓口も用意されておりサポート体制も十分です。
アパ直Bizで行った予約の情報や宿泊実績は管理画面上で一元管理されるため、出張者本人に予約を任せても管理者はその情報を自由に照会可能です。そのため、カラ出張などの不正防止や有事の際の所在地確認などにも利用でき、管理業務も効率的に行えます。
支払い方法も選択可
アパホテルの法人契約「アパ直Biz」での精算方法は、事前のクレジットカード払いか宿泊当日に現地で支払う方法のどちらかを選択できます。コーポレートカードの利用もできるため、経費精算の負担も軽減されます。
事前クレジットカード払いを行い、アパアプリ上でアプリチェックインを済ませておくと、当日は専用のチェックイン機にスマホをかざすだけでチェックインが完了する「1秒チェックイン」が利用できます。フロントでのチェックイン手続きに待たされることなくスムーズに利用ができると好評です。
また、利用実績に応じて一括後払いの法人契約も用意されていますので、出張の多い企業は相談すると良いでしょう。
家族も使えて福利厚生に活用できる
アパホテルの法人契約では、法人会員の家族や関係者の宿泊にも利用できます。プライベートでも法人の特別価格で宿泊できるので、福利厚生としての活用もできます。
アパホテルの法人契約の申込手順
アパ直Bizへの登録申請については、公式サイトからオンラインで申請手続きを行います。申請フローは以下の通りです。
アパ直Bizの新規登録申請フロー
法人予約管理者(代表者)のメールアドレス登録
法人情報登録
審査 ※7営業日
審査結果通知 ※登録メールアドレスへ通知
利用開始
承認された場合は、審査結果通知に「ログインURL」「法人ID」「法人予約管理者用パスワード」「予約用パスワード」が記載されます。法人予約管理者用パスワードは管理者以外に開示はしないようにし、法人ID・予約用パスワードは予約手続きを行う社員に共有します。
予約をする場合は、法人IDと予約用パスワードでログインをすると、個人のアパホテル会員番号の入力を求められます。会員番号を持っていない場合は、サイト上で無料の会員登録を行うか、アパアプリをダウンロードしてアプリ会員に入会が必要です。
アパホテル法人向けサービスの利用料
アパホテルの法人契約サービスの契約にあたっては、初期費用や契約料・月額利用料は無料となっています。また、提供されるシステムやアプリの使用料についても無料となります。
出張全般の効率化は出張管理システムがおすすめ
ホテルの法人契約を利用するとコスト削減や業務効率化などの効果があり、出張の多い企業では特に効果を実感できるでしょう。しかし、出張には宿泊の手配以外にも新幹線や飛行機、レンタカーなど様々な手配や、出張申請・承認フロー、経費精算業務など係わる業務は多岐にわたります。そういった出張に関わる業務全般の効率化には出張管理システムの導入がおすすめです。
出張管理システムは、宿泊や交通など出張に必要な手配を一括で行え、出張費は月締め一括請求となるため、手配の手間や経費精算を削減し業務効率を向上させます。その他にも、法人専用のお得な料金で予約ができるなど、出張費そのものの削減も可能です。また、出張データを一元管理することで不正防止や出張費の削減に繋がります。
無料で提供されているサービスもあるので、経費削減や業務効率化を目指す企業はぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
アパホテルの法人契約「アパ直Biz」を利用することで、全国250以上のホテルで割引や予約の優遇など様々な特典を得られ、出張コストの削減と業務効率化を実現します。法人契約に費用は掛からないため、よく行く出張場所にアパホテルがある場合には利用すると良いでしょう。なお、出張には宿泊手配以外にも交通手配や経費精算など多くの業務があるため、出張管理システムも併せて導入することで、出張業務全般の効率化・経費削減に繋がります。ホテルの法人契約と併せて出張管理システムの導入も検討してみてはいかがでしょうか。
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この記事を書いた人

エルクトラベル編集部
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出張手配専門旅行会社の株式会社エルク(エルクトラベル)のメディア編集部。
これまで2,100社以上の出張関連業務の効率化を支援してきた実績を活かし、出張者はもとより出張に関わる経理や総務などのバックオフィス部門にも役立つビジネス情報を発信しています。