JR東日本の法人契約「ビジネスえきねっと」を解説

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「ビジネスえきねっと」とは?メリットや登録方法「えきねっと」との違いについて解説

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「ビジネスえきねっと」とは?メリットや登録方法「えきねっと」との違いについて解説

出張で新幹線を利用する企業では、新幹線の手配の効率化やコスト削減は重要な課題です。東日本地区に多く出張する企業では、JR東日本が提供する法人契約サービス「ビジネスえきねっと」の導入を検討している会社もあるでしょう。

そこで本記事では、「ビジネスえきねっと」の概要、一般向けサービス「えきねっと」との違い、導入のメリット、具体的な利用方法、注意点について詳しく解説します。さらに、鉄道以外の出張手配にも役立つ「出張手配プラス」についても触れ、出張業務全体の効率化を目指します。ビジネスえきねっとの利用を検討している企業は、ぜひ参考にしてくだい。

 

 

JR東日本の法人契約サービス「ビジネスえきねっと」とは

「ビジネスえきねっと」は、JR東日本が提供する法人向けオンライン乗車券申込サービスです。新幹線や特急のチケットを簡単に手配ができ、専用の割引運賃を利用できるなど、さまざまな特典があります。ビジネスえきねっとを活用することで、出張手続きの簡略化とコスト削減になるだけでなく、予約した切符の代金は法人に一括請求されるため、立替精算が不要になり、経理や総務部門の負担も軽減できます。

 

「ビジネスえきねっと」と「えきねっと」の違い

「えきねっと」は一般消費者向けのサービスであり、出張にも利用できますが、あくまで個人での利用を前提としています。一方、「ビジネスえきねっと」は法人向けに特化しており、企業の出張ニーズに対応するための機能が充実しています。例えば、法人契約に基づく一括精算や出張者ごとの利用明細の提供など、企業が求める細かなニーズに応えるサービスを提供しています。

その他、細かい点では、一部の他社線(東海道新幹線など)が含まれる切符の受け取り方法が異なります。「ビジネスえきねっと」の場合、予約時に発行されるQRコードまたは受け取りコードを使用して切符を受け取りますが、「えきねっと」の場合は、切符購入時に使用したクレジットカードを提示して受け取るため、基本的にクレジットカードの名義人以外が切符を受け取ることはできません。また、カードレスのクレジットカードやコーポレートカードを購入用カードとして利用することもできません。

 

ビジネスえきねっとを導入するメリット

ビジネスえきねっとを導入することで、出張業務の効率化やコスト削減が実現できます。以下に、その具体的なメリットを詳しく解説します。

 

チケットレス乗車やQRコード受け取りで出張業務を効率化

ビジネスえきねっとで手配すると、JR東日本管内、JR北海道管内、北陸新幹線エリア内の新幹線や特急であれば、SuicaなどのICカードと連携してチケットレス乗車ができます。その他のエリアの新幹線やJR特急の手配では、QRコードを利用して指定エリア内の指定席券売機で紙の切符と交換して乗車ができます。これにより、郵送でのチケット受け取りや紛失のリスクを極力軽減し、出張業務を大幅に効率化できます。

 

「トクだ値」運賃で出張コストを削減

ビジネスえきねっとは、法人向けにお得な「トクだ値」運賃を提供しています。時期や区間によって異なりますが、例えば東北新幹線で5%~20%割引になるなど、企業は出張コストを削減でき、経費節減に大きく貢献します。

 

JR東日本・JR北海道・北陸新幹線エリア内であれば無料で変更可能

急に出張計画が変更となった場合でも、ビジネスえきねっとであれば柔軟に対応できます。JR東日本、JR北海道、北陸新幹線のエリア内で完結する旅程であれば、切符の受け取り前に限り、何度でも無料で変更が可能です。

 

実績データで不正防止や管理業務の負担を軽減

ビジネスえきねっとでは、予約履歴や実際の乗車実績データを管理画面から簡単に確認でき出張状況を見える化します。これにより、不正な出張申請の防止や、経理・総務部門の管理業務の負担を軽減できます​

 

費用は一括請求で立替精算を削減

ビジネスえきねっとで利用した切符代金などの費用は、会社へ一括請求されるため、社員が個別に立替精算する手間が省けます。立替精算がなくなることで、経理業務の効率化が図られるだけでなく、社員との現金のやり取りがなくなるため、不正な経費申請の機会を減少させます。

 

ビジネスえきねっとの登録方法

ビジネスえきねっとの登録方法

ビジネスえきねっとに新規登録するには、BTM(Business Travel Management)サービスを提供する旅行会社を介して登録する必要があります。そのため、まずは対象の旅行会社との契約が必要です。契約締結後、旅行会社を介してJR東日本と、ビジネスえきねっとの与信サービスを提供するビューカードそれぞれに申し込み手続きを行い、審査結果が通知されます。その後、システムの初期設定を終えたら利用開始となります。

ビジネスえきねっとの新規入会申し込みから利用開始までには、申し込みの混雑状況によって2か月から4か月程度かかる場合があるため、契約を検討する場合は余裕をもって申し込むと良いでしょう。

なお、ビジネスえきねっとの新規入会申し込みに関しては、無料で使えるBTMサービス出張手配プラスを提供するエルクトラベルも対象旅行会社になりますので、導入検討の方はお気軽にお問い合わせください。

 

ビジネスえきねっとも連携可能!無料で使える出張管理システム「出張手配プラス」

 

ビジネスえきねっと導入の注意点

ビジネスえきねっとの利用に際しては、すべての法人が導入できるわけではありません。年間の最低利用金額が設定されており、年間300万円以上の利用額が見込める法人のみが契約できます。

また、出張者ごとに利用者IDが発行されますが、利用者IDごとにも最低利用金額の設定があるため、ほとんど出張しない人のIDをとりあえず取得することはできません。

 

鉄道以外も含めた業務効率化や出張費削減には出張手配プラスがおすすめ

ビジネスえきねっとを導入するには、対象のBTMサービスとの契約が必要ですが、導入費用や月額費用が発生するため、導入に踏み切れない場合もあるでしょう。そこでおすすめなのが、エルクトラベルが提供するBTMサービス「出張手配プラス」です。ここからは、出張手配プラスについてご紹介します。

 

「ビジネスえきねっと」と連携可能

出張手配プラスは、新幹線やJR特急券に加え、航空券、宿泊、レンタカーなど、出張に必要な手配を一通り網羅しています。さらに、ビジネスえきねっととも連携可能で、諸々の手配を一元管理できます。これにより、出張手配や管理、経費精算の効率化がさらに進みます。

 

航空券やホテルも法人価格で出張コストを削減

ビジネスえきねっとでのコスト削減に加え、出張手配プラスでは、法人向けに航空券の独自割引があり、航空会社の法人契約サービスよりも安価に利用できる変更可能な運賃を用意しています。また、ホテルも楽天やじゃらんの法人向けサービスと連携して法人価格で手配できるため、出張コストをさらに削減できます。

 

初期費用・月額利用料ともに無料で使える

出張手配プラスは、初期費用や月額利用料を無料で利用できるため、導入コストを気にせずに始められます​。

 

まとめ

ビジネスえきねっとは、企業の出張業務を効率化し、コスト削減を実現するための強力なツールです。出張状況を見える化し、チケットレスでの乗車やQRコード受け取りなど、便利な機能が揃っています。出張手配プラスとの連携により、さらに効率的な出張管理が可能です。これからのビジネス出張をより快適かつ効率的に行うために、「ビジネスえきねっと」と「出張手配プラス」の導入を検討してみてください。

 

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出張手配プラス サービス概要資料

出張経費の削減や出張手配・旅費精算の効率化には、無料の出張手配管理システム「出張手配プラス」がオススメです。ビジネスえきねっととの連携や法人専用ホテルプランなど、出張関連のコスト削減と効率化ができる仕組みを紹介します。

 

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