新幹線での日帰りはNG?宿泊でも費用を抑えて出張の成果をアップさせる方法

出張にかかる宿泊費や日当を少しでも削減するため、新幹線での日帰り出張を推進している会社は多いでしょう。
しかし、日帰りではよい成果ができないことを知っていますか。
そこで、宿泊を取り入れても経費の削減につながる出張手配の方法を紹介します。
目次
日帰りではなく宿泊を希望する社員は多い!
国内出張では出張経費を節減する目的で日帰り出張を命じる会社が多くみられます。
しかし、世界最大級の宿泊予約サイトであるHotels.comが2018年行った調査によると、「できれば日帰り出張はさけたい」と回答した社員が6割にも上ったのです。
会社負担での宿泊が可能であれば延泊したいと回答した社員は多く、宿泊を伴う出張を求めている声が多いといえるでしょう。
ワークライフバランスの充実が叫ばれるようになり、働き方改革がすすめられています。
そんな状況にあっても、日帰り出張に対して不満を感じている社員は多いのです。
社員が感じる日帰り出張のデメリット
日帰り出張に対し、社員はどのような点に不満を感じているのでしょうか。
ここからは、社員が感じる日帰り出張のデメリットを紹介します。
移動距離が長く体力的にきつい
出張は普段の勤務地から離れた遠方に出向いて仕事をすることをいいます。
どこまでが通常の外出でどこからが出張かといった定義は会社ごとに異なりますが、100km以上離れた土地で仕事をすることを出張と定めている会社もあるでしょう。
すなわち、片道だけで100km以上の移動があることを意味するのです。
これが日帰りとなると新幹線や飛行機を利用して1日に数百kmを移動することになります。
仕事が始まる何時間も前に出張先に向かわなければならず、始発に乗って目的地に出発をするなど体力的にきついと感じる社員は多いものです。
さらに、商談などの仕事を終えるとその日のうちに戻らなくてはなりません。
日帰り出張は労働時間が長くなりますので、疲労を感じてしまうのです。
移動時間は残業に含まれないことが多い
遠方への移動を余儀なくされる日帰り出張では、勤務時間内に移動が完了することが少ないでしょう。
しかし、移動時間は仕事中として認められず、残業代がつかないケースがほとんどです。
日帰り出張の次の日が休みであれば問題はありませんが、翌日も通常の勤務をこなさなければならず、終電で自宅に帰り着くこともめずらしくないといえます。
そんな状況で残業代が出ないのであれば、日帰り出張へのモチベーションが下がってしまう人が多いでしょう。
観光をする時間がない
出張では遠方に出向くことが多いため、新しい土地を観光して仕事に活かせるアイデアなどを得たいと考える人もみられます。
しかし、日帰りの場合には移動と仕事に追われることから、観光をする時間がほとんどないでしょう。
出張が多い会社に勤務しているとさまざまな土地に出向くことがありますが、観光もできず、知識の幅が広げられないのがデメリットです。
社員に宿泊をさせるメリット
出張時に社員に宿泊をさせると次のようなメリットが期待できます。
十分な休息が取れる
日帰りの場合には出張先への移動に時間がかかるため、疲れると回答する社員が多いでしょう。
また、出張時には持ち物も増えますので、大きなカバンを抱えての移動も必要です。
その結果、体力的な疲労を感じてしまうでしょう。
その点、宿泊ができると、社員は日帰りのときよりも十分な休息が取れるようになるのがメリットです。
ホテルで満足のいく睡眠も確保できるようになり、仕事の生産性も高められるでしょう。
気分転換に観光ができる
宿泊が可能になると現地に滞在できる時間が増え、観光が可能になります。
観光によってリフレッシュができると回答する社員も多く、これまでつらいと感じていた出張も楽しめるようになるのが魅力です。
さらに、お土産を購入する時間も確保できるようになることから、出張が充実したものに変わります。
手当が増える
出張に対して手当(日当)を支給している会社は多いものの、日帰りと宿泊では支給される手当の金額に違いがあるでしょう。
会社ごとに基準が異なりますが、日帰りの手当は1日1,500円程度が相場です。
一方、宿泊では2,500円程度の手当て(日当)が支給されるケースがめずらしくありません。
さらに宿泊の場合には日数分が支給されますので、社員が得られる金額に大きな差が生じ、出張へのモチベーションが向上するでしょう。
宿泊出張における会社側のデメリット
日帰り出張はしんどいと回答する社員が多く、生産性も向上しません。
したがって、宿泊出張を検討する会社もあるでしょう。
ただし、宿泊出張は宿泊費がかかるため、会社の負担が大きくなります。
また、宿泊になると手当を増やす必要にも迫られ、旅費交通費ががかかりすぎてしまうでしょう。
さらに、出張中の社員の行動管理も難しくなり、日帰り出張と比較すると不正が行われる可能性も高くなります。
旅行会社でビジネスパックの予約がオススメ
日帰りから宿泊へと切り換える際には、旅行会社などのパックを利用するのが良いでしょう。
ただし、ビジネス目的の出張ではGoToトラベルなどの旅行パックが利用できません。
そのため、出張に特化したビジネスパックを選ぶ必要がありますので注意しましょう。
出張パックは公式サイトからのオンライン予約でOK
JTBやHIS、日本旅行、東海ツアーズなどの大手旅行会社では出張パックを用意しています。
新幹線や飛行機などの交通機関とホテルを分けて予約するよりも格安ですので、出張経費が抑えられるでしょう。
公式サイトからのオンライン予約を利用すると簡単に予約が完了する点もメリットです。
スペシャルなツアーをセレクトすると充実感アップ
ビジネス目的の旅行に特化した出張パックでも、スペシャルな特典が用意されているものがあります。
なかでも、レディースパックと称して女性の出張を応援するツアーなどでは、ホテルの部屋に女性用のアメニティグッズがそろえられているでしょう。
また、新幹線の時間指定ができるプランなどもあり、男性でも嬉しいサービスが利用できます。
これらのようなツアーをセレクトすることで出張が楽しみになることから、生産性の向上にも期待できるでしょう。
エルクトラベルなら快適な出張手配が可能
大手旅行会社のビジネスパックを利用すると辛い日帰り出張の負担を軽減できるでしょう。
しかし、出張手配の手数料がかかりすぎるなど、費用面での問題は残ります。
そこでおすすめなのがエルクトラベルでの出張手配です。
宿泊を伴う場合でも格安で出張手配ができると人気で、手間もかからないことから社員の業務効率も向上するでしょう。
ここからは、エルクトラベルの人気の理由を説明します。
新幹線の手配が簡単に!
エルクトラベルでは新幹線をはじめとしたJRのチケットの手配が非常に簡単だと評判です。
朝の10時までの申込で当日のデリバリーが無料で受けられますので、チケットを取りにいく手間が省けるでしょう。
国内パッケージの利用が可能
エルクトラベルでは格安で利用できるパッケージツアーの利用もできます。
複数の旅行会社と提携し、新幹線や飛行機と宿泊がセットになったビジネスパッケージを販売していますので、希望通りの出張が可能になるでしょう。
エルクトラベルを利用してから出張手配にかかる費用が抑えられるようになったという回答も多く、人気の出張手配サービスとして知られています。
海外出張にも対応
日帰り出張は国内の出張だけではないでしょう。
韓国や中国などの近隣国であれば海外でも日帰り出張が可能です。
ただし、海外に日帰り出張をすると荷物が増えてしまうことから宿泊を求める声も多いといえます。
エルクトラベルの出張手配は海外出張にも対応しています。
英語が苦手であっても航空券の手配をはじめとした現地とのやりとりをまかせてOKなことから、不安なく海外出張ができるでしょう。
国内ホテルは楽天トラベル・じゃらんと提携
出張時の快適性はホテルによっても左右されます。
ホテルから取引先へのアクセスが悪いホテルしか見つからないケースや、ランクの低いホテルのみがセットされているプランなどの場合には社員のモチベーションが下がってしまうでしょう。
その点、エルクトラベルであれば楽天トラベル・じゃらんと提携していますので、ホテルの選択肢が豊富です。
空室状況もリアルタイムで連動していることから、スピーディーに予約が完了するのも魅力だといえます。
日帰りから宿泊に切り替えて快適な出張を
日帰り出張に不満を感じていると回答する社員は多いものです。
しかし、日帰りであれば出張経費が抑えられるため、あえて日帰りを推進する会社もみられます。
しかしながら、日帰りから宿泊に切り替えると出張でのパフォーマンスが向上するといえるのです。
会社の経費をおさえて日帰りから宿泊を伴う出張に切り替えるのであればエルクトラベルが良いでしょう。
エルクトラベルであれば格安で快適に出張できる方法がそろえられていますので、利用してみるのがおすすめです。
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この記事を書いた人

エルクトラベル編集部
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出張手配専門旅行会社の株式会社エルク(エルクトラベル)のメディア編集部。
これまで2,300社以上の出張関連業務の効率化を支援してきた実績を活かし、出張者はもとより出張に関わる経理や総務などのバックオフィス部門にも役立つビジネス情報を発信しています。