おすすめの持ち物は?国内や海外の出張での必需品を大公開

急な出張を命じられたとき、荷物の準備に頭を抱えることがあるでしょう。出張ではどんなものを必需品として持っておくのが良いのでしょうか。
この記事では、出張の必需品について紹介します。
出張は準備が肝心
出張は自宅から遠くに出向いて仕事をしますので、家を数日空けることが珍しくありません。
そのため、出張中も快適に過ごせるよう、持ち物を工夫する必要があるでしょう。
また、出張にはなくてはならない必需品も存在しますので、忘れずに持っていくことが大切です。
初めての出張はゼロからの準備を
何度も出張経験を重ねると出張の必需品がおのずとわかってくるようになります。
けれど、初めての出張の場合には困ってしまう人が多いでしょう。そこでおすすめなのが出張の必需品のリストアップです。
自分の生活には何が必要で、どのようなものを持っていくべきかをあらかじめまとめておくと、突然の出張でも焦ることがありません。
この準備をしておくだけで出張がスムーズに進みますので、おすすめの方法だといえます。
必需品のリストアップを
出張の持ち物を考えるときには、普段の生活における必需品のリストアップから始めると便利です。
いつも会社へと持っていくビジネスバッグには何が入っているのか、普段の生活では何が必要かをリストアップし可視化しておくと持ち物の準備がしやすくなります。
国内の出張で1泊や2泊といった短期のケースでは、普段の仕事の延長となることが多いでしょう。
よって、ビジネスバッグの中身にプラスして着替えなどが入っていると便利です。
男女別出張に必要なもの
国内・海外にかかわらず、宿泊を伴う出張の場合には男女別に必需品が異なることが多いでしょう。
よって、それぞれのケースで持ち物が変わります。男性の場合には、ワイシャツや下着などの着替えの中に、替えのネクタイが必需品です。
スーツを何着も持っていくと荷物になりますが、替えのネクタイがあれば連泊が必要な出張でも印象が変えられます。
また、シェーバーやカミソリなどを持っていくと肌荒れなどを気にすることなく快適に過ごせるでしょう。
女性の出張では、予備のストッキングが必需品として挙げられます。コンビニなどで購入も可能ですが、1枚予備があると不測の事態にも備えられるでしょう。
女性はメイク道具も必需品ですので、リストに入れていくと安心です。
洗顔料やメイク落とし、スキンケア用品も普段から使い慣れているものを持っていくのをおすすめします。
コテやヘアアイロンなどが必需品という女性も多いことから、忘れずに持ち物リストに記載しておきましょう。
長期出張で必要なもの
海外などの長期出張に出かける際には、リラックスできるグッズを持ち物リストに入れておくのもおすすめです。
ホテルの枕では眠れないという場合には、いつも使用している枕を持ち物に入れておくのも良いでしょう。
ホテルで洗濯をすることも考え、洗濯ロープや洗濯ネットなどを必需品として挙げる人もみられます。
常時服用している薬がある場合には、長期出張での滞在日数分を持っていくのを忘れないようにしましょう。
インドネシアやミャンマー・インドなどへの出張では、香辛料が強い食べ物も多いため、胃薬も必需品として持っていくのをおすすめします。
オランダやドイツ、スイスなどではアジア系のレストランが少なくなりますので、インスタントのみそ汁などを入れておくとホッとしたいときに便利です。
現地やホテルで調達できるものは持っていかないのがベター
出張先が都心部などの場合にはコンビニエンスストアやドラッグストアなどのお店が充実していますので、万が一の場合でも簡単に購入が可能です。
そのため、必要かどうかが分からないようなグッズは持っていかないのがベターでしょう。
出張では移動が多いことから少しでも荷物を少なくする必要があります。
あれもこれも持ち物に入れてしまうとかさ張り、移動しにくくなりますので、現地で調達するようにしましょう。
国内の出張では、あまりにも田舎でない限りある程度のものは現地調達が可能です。
海外でも、中国や台湾の都心部では必要なものがそろえやすいといえます。
すでに現地に出張経験のある社員がいる場合には、現地の情報をあらかじめ確認してから持ち物リストを考えると便利です。
出張の必需品10選
出張の持ち物リストを考えるとき、出張の必需品としておさえておくべきグッズが分かると便利です。
そこで、出張のホテルに持っていくべき必需品を紹介しましょう。
着替え
出張の必需品として1番に挙げられるのが着替えです。
下着や靴下・ストッキングなどは宿泊日数分を持っていくようにしましょう。
長期出張の場合には、ホテルのコインランドリーなどを利用する方法もあります。
このときでも、洗濯の頻度を考えて着替えを準備するのがおすすめです。
ただし、暑い時期の出張の場合には替えのシャツやブラウスを多めに持っていくのも1つの方法でしょう。
汗をかいてもすぐに着替えられるようにしておくと、出張先でも快適に仕事ができます。
状況に応じて替えのネクタイも用意しておくと安心です。
名刺
ビジネスのシーンでは名刺交換をするシーンが多く、出張になるとより多くの人に会う機会が増えるでしょう。
そのため、普段よりも多めの名刺が出張の必需品として考えられます。
途中で名刺が切れてしまい、せっかくのビジネスを逃してしまわないためにも、多めの名刺を持ち物に入れておきましょう。
必要な書類
出張は仕事の一環として行っていますので、仕事に必要な書類や資料は必需品の1つです。
出張ではすぐに会社には戻れないため、どの書類が必要にあるかをしっかりと考えて準備しておくようにしましょう。
会議やプレゼンなどで必要となる資料はあらかじめ印刷しておくとコピー機を探す手間が省けます。
また、紛失してしまう事態にも備え、データの入ったUSBメモリを予備として持っていくと安心でしょう。
財布
出張では立替精算をする機会も多いことから、普段よりも多めの現金が必需品です。
カードなどもあると便利ですので、財布はしっかりと準備しておく必要があります。
運転免許証なども身分証明書の代わりにもなりますので必需品の1つです。
社員証の提示が求められる可能性もあることから、持ち物に入れておくようにします。
スマホ・モバイルバッテリー
普段の生活においても必須アイテムといえるスマホも、出張の必需品に数えられます。
スマホがあれば会社との連絡が取りやすく、移動中に地図などを調べたいときにも役に立つでしょう。
ただし、出張時にはスマホを使う機会が増えますので、充電がなくなりやすくなるものです。
そのため、モバイルバッテリーも必需品として持っていくのが良いでしょう。
パソコンなどの電子機器
会議の資料の作成や、急な予定変更によってホテルで資料を作り直す必要に迫られたとき、パソコンあると便利です。
パソコンを出張にもっていく際にはアダプタやバッテリーなどの関連機器も忘れずに持ち物として準備しておきます。
海外出張の場合には電源プラグが異なりますので、変換プラグも準備しなければなりません。
腕時計
時間に正確に行動するというのは社会人としてのマナーのため、腕時計は必需品と考えましょう。
スマホでも時間が分かりますが、腕時計であれなさっと時間が確認できて便利です。
マスク・常備薬
新型コロナウイルスの感染予防対策でもあるマスクは出張の必需品です。
マスクなしでは取引先との会議にも出席できませんので、忘れずに持ち物に入れておきましょう。
海外出張の場合には、現地調達できない可能性も高くなることから、多めに持っていくと安心です。
国内でも、落とす可能性を考え、予備のマスクを忘れないようにしましょう。
また、普段から服用している常備薬も持ち物に入れておきます。
メモ・筆記用具
必要なときにメモが取れるよう、出張のバッグにメモや筆記用具を入れておくのがおすすめです。
折りたたみ傘
出張では急に天候が変わることもありますので、折り畳み傘も必需品と考えましょう。
軽くかさばらないタイプのものも販売されていますので海外出張でも便利だといえます。
あると便利なグッズは?
必需品とはいい切れなくとも、あると便利な出張グッズも存在します。
出張が快適になるものばかりですので、出張の持ち物リスト作りの参考にしてみましょう。
消臭スプレー
タバコや食事のにおいがスーツについてしまったときには消臭スプレーがあると便利です。
ホテルなどに備え付けられている可能性もありますが、ミニタイプのものであれば持ち運びができます。
保湿クリーム
ホテルの室内は乾燥していることが多いため、保湿クリームが必需品だというビジネスマンも多いものです。
海外出張の場合には保湿クリームが欠かせないという声もあることから、小さいものを1つカバンに入れておくと安心でしょう。
カーディガンやストール
移動中の新幹線や飛行機は冷房が効きすぎて寒く感じることがあります。
そのため、カーディガンやストールなどのさっと羽織れるものがあるとよいでしょう。
軽いものであればかさ張らず、冷え性対策になるため、おすすめのグッズです。
絆創膏
出張時にたくさん歩くという人は靴擦れになりやすいため、絆創膏が必需品だといえます。出張に新しい靴を履いていくという場合にも、必需品の1つでしょう。
移動用の靴
男性のビジネスシューズや女性のパンプスで長時間の移動を行うと、足に負担がかかりすぎることがあるでしょう。
そのため、移動用の靴としてスニーカーやフラットシューズなどを用意するのも1つの方法です。
快適な仕事をするためにも、足の負担を軽減しておくのが良いでしょう。
スニーカーやフラットシューズを持っていくのはかさ張ると感じるのであれば、移動中のスリッパを必需品に入れる方法もおすすめです。
サブバッグ
出張の荷物を入れる大きなカバンの他に、財布やスマートフォンが入るサイズのサブバッグがあると便利でしょう。
パッキングにも工夫を
出張時に必需品をリストアップしていくと、荷物が入りきらないと感じることがあるでしょう。
必需品を上手に持っていくためには、パッキングに工夫を凝らすことが大切です。
そこで、出張時の必需品をすべて収められるパッキング術を紹介します。
折りたたみ可能な衣類はコンパクトに
出張の必需品のなかでもかさ張りやすいのが衣類でしょう。
スーツを丸めるとシワになってしまいますが、シワになりにくい下着などはコンパクトに収納が可能です。
スーツケースの下に詰めても問題なく着られますので、小さく折りたたんで収納しましょう。
しわになりにくい衣類は、壊れやすい必需品の緩衝材としても使えて便利です。
スーツやネクタイは専用のバッグやケースに入れる
シワになりやすいスーツやネクタイはガーメントケースと呼ばれる専用のバッグに入れると安心でしょう。
飛行機での出張の際には、ガーメントケースを預けることも可能で、シワにならずに出張先へと持ち運べます。
スーツケースにスーツやネクタイを詰める場合には、付属のハンガーが付いているタイプのスーツケースを選ぶのが良いでしょう。
ハンガーにジャケットかけ、その中にシャツやニット、下着などを詰めておくとシワにならずに持ち運べます。
ネクタイは2つ折りの状態で袖の中に通しておくとシワが付きにくくなります。
充電器は取り出しやすいところにまとめると便利
出張お必需品の1つとして考えられる充電器は、取り出しやすいところにまとめてパッキングしておきましょう。
出張バッグのポケットなどにまとめておくと、すぐに取り出せて便利です。
ポケットがないバッグの場合には、小さなポーチなどに充電器をまとめて収納し、カバンを開けたときに一番に取り出せる位置に用意しておくのが良いでしょう。
モバイルバッテリーも一緒にまとめておくといざというときに困りません。
必需品が分かると急な出張でも慌てない
出張の必需品は普段の生活の中で必要となるグッズです。
出張先でもいつも通りの仕事ができるアイテムとして考えると、必需品が分かりやすくなるでしょう。
頭の中で考えるのではなく、ノートなどに必需品を書きだしておくと忘れ物の心配もありません。
出張での必需品をしっかりと考え、急な出張に備えましょう。
また、急な出張で手配が大変という場合にはエルクトラベルの出張手配を利用するのもおすすめです。