アメリカ出張に必要な持ち物は?持っていけば良かったものなどを男女別にご紹介

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アメリカ出張に必要な持ち物は?持っていけば良かったものなどを男女別にご紹介

「アメリカ出張の準備、必要な持ち物は何だろう?」とお悩みではありませんか?

重要な商談や業務に集中するためにも、渡航前の準備は完璧にしておきたいものです。

特に、初めてのアメリカ出張の場合や、総務人事として社員の出張をサポートする立場にある方にとっては、「何が必須で、何があれば便利か」の判断に迷うことも多いでしょう。

アメリカのコンセント事情、セキュリティ、そして長距離移動の快適性など、日本とは異なる環境でスムーズに業務を遂行するためには、事前準備が成功の鍵を握ります。

本記事では、アメリカ出張の必需品から、「持っていけば良かった」と後悔しがちな便利グッズまで、男女別の視点も交えて徹底的にご紹介いたします。

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アメリカ出張の基本的な持ち物リスト

まずは、アメリカ出張の成功に不可欠な、渡航手続き・決済・通信に関する基本アイテムをご紹介します。

 

ESTA・パスポート・ビザ

観光または短期商用目的でアメリカに90日以内の滞在の場合、ESTA(エスタ:電子渡航認証システム)の取得が必須です。

ESTAとは、「Electronic System for Travel Authorization」の頭文字を取ったもので、ビザ免除プログラム(VWP)を利用して渡米する旅行者の適格性を判断する電子システムのことです。

少なくとも渡米日の72時間以上前にESTAの申請が必要です。ESTAの承認には時間がかかる場合もあるため、余裕をもって申請しましょう。

また、パスポートは帰国予定日まで残っていれば問題ないのですが、余裕を持て90日から6ヵ月以上残っていると安心です。

滞在が90日を超える出張の場合は、別途、ビザも必要になります。

Bビザ・Lビザなどの種類があり、取得のためには書類申請から領事館での面接など、時間も手間もかかります。手続きは、数ヵ月前からを開始する必要があります。

パスポートやビザ、ESTAは、デジタルデータだけでなく、コピーを別途、保管しておきましょう。万が一の紛失時に、手続きがスムーズになります。

 

クレジットカード・現金

アメリカではクレジットカード社会が進んでおり、ほとんどの場所でクレジットカードが使用可能です。

緊急時に備え、予備を含めて2枚以上のクレジットカードを持参することをおすすめします。

現金は、チップや屋台などクレジットカードが使えない場所のために、少額(200ドル程度)を持っていれば十分でしょう。

 

航空券・宿泊予約確認書

電子化が進んでいるため、航空券や宿泊予約確認書はスマートフォンで提示できますが、充電切れやアプリの不具合に備えて、念のため印刷物も持参すると安心です。

特に、ホテルのチェックインなどで役立ちます。

 

海外旅行保険証

アメリカの医療費は非常に高額です。

万が一の病気や怪我、または荷物の盗難や破損に備え、海外旅行保険への加入は必須と考えてください。

クレジットカードにも保険が付帯されているものがありますが、十分にはカバーできないケースが多いです。

あらかじめ内容を確認し、必要に応じて海外旅行保険への加入を検討する必要があります。

海外旅行保険の契約内容を記載した書類や、緊急連絡先をすぐに確認できるよう準備しておきましょう。

 

スマートフォン・充電器

現地の連絡手段や移動手段(地図アプリなど)としてスマートフォンは欠かせません。

海外でスマートフォンやタブレット端末を使うには、海外SIMやWiFiルーター(レンタル)、海外ローミングなどの対応が必要になります。

海外SIMは現地でも購入できますが、SIMカードやWiFiルーターは日本で契約し、持参する必要があります。

充電器は、アメリカの電圧に対応しているかを確認しましょう。

アメリカの電圧は、州に関わらず110~120Vが一般的です。

多くのスマートフォン充電器は海外対応(100~240V)ですが、念のためアダプターの記載を確認してください。

 

モバイル充電器

長距離フライトや移動中、会議などで電源が確保できない場合でも、モバイル充電器(モバイルバッテリー)があれば安心です。

ただし、機内持ち込みには容量制限があるため、航空会社の規定を確認してください。

なお、2025年9月現在では、「160Wh以下」「1人あたり2個まで」となっています。

 

変圧器

「スマートフォン・充電器」でもお伝えしましたが、アメリカの電圧は110~120Vです。

ほとんどのPCやスマホの充電器は変圧器なしで使えますが、日本の100V専用のドライヤーやヘアアイロンなどを使用する場合は、変圧器が必要です。

変圧器なしでも使うこと自体は可能ですが、故障の原因になります。

変圧器は荷物になるため、現地で使えるトラベル用品のレンタルや購入も検討しましょう。

 

【男性向け】アメリカ出張の持ち物

アメリカでのビジネスシーンに対応するために、男性の持ち物で特に注意したい点をご紹介します。

 

ビジネススーツ

基本的には日本と同様、訪問先のTPOに合わせたスーツを持参します。

アメリカでは比較的ビジネスカジュアルなスタイルが許容されることも多いですが、重要な商談では、きちんとしたスーツが求められるため、着回しがきく一着は必ず用意しましょう。

できれば、2着以上持っていくと安心です。

 

革靴

スーツに合わせた革靴も必要です。

移動が多くなるため、履き慣れた革靴が最適です。

また、天候が変わりやすい場合に備えて、防水スプレーをかけておくと安心です。

 

ネクタイ

スーツや、ビジネスカジュアルでもネクタイを着用するスタイルで、ネクタイが必要です。

特に、商談や訪問がある場合は必須となります。

滞在期間や想定される着用回数にもよりますが、数本あれば十分でしょう。

 

ビジネスバッグ

A4サイズの資料やノートPCが収納できる、軽量で機能的なものがおすすめです。

機内持ち込みサイズであることを確認しましょう。

 

カフスボタン

役職や立場によっては、格式ある場に出る機会もあるかもしれません。

正装する場面が必要な場合は、数種類、用意しておくと良いでしょう。

 

カーディガン

長時間のフライト中や、アメリカの冷房が強く効いている室内での体温調節に役立ちます。

スーツに合わせて中に着込むこともできますし、オフィスカジュアルとしても使えるような落ち着いたカラーで薄手のものを持参すると良いでしょう。

 

髭剃り・カミソリ・電動シェーバー

宿泊するホテルによっては髭剃りのアメニティがない、または質の低いものしか置いていない場合があります。

使い慣れた髭剃りやカミソリ、電動シェーバーを持参しましょう。

日本の電動シェーバーを使用する場合、電圧に注意が必要です。

100V専用の場合は変圧器が必須になります。

なお、ガス噴射式のスプレーは飛行機に積めないため、スプレータイプのシェービングフォームは持参できません。

チューブ入りのジェルタイプやクリームタイプのものを選びましょう。

 

整髪料

現地で合う整髪料を探すのは難しいため、使い慣れたものを日数分持参しましょう。

こちらもシェービングフォームと同様、チューブ入りのジェルタイプやクリームタイプのものを選びます。

 

靴下・下着

予備も含めて日数分以上を持参しましょう。

ホテルのランドリーサービスを使ったり、手洗いしたりする場合は、持参数を減らせます。

 

【女性向け】アメリカ出張の持ち物

アメリカのビジネスシーンに対応しつつ、長期間の滞在を快適にするために、女性の持ち物で特に気をつけたい点をご紹介します。

 

ビジネススーツ

男性と同様、ビジネススーツは2着以上、持参するのがおすすめです。

着回しがしやすいセットアップや、インナーを変えるだけで雰囲気が変わるものを中心に持参すると、荷物を減らせます。

 

パンプス

商談や公式な場ではパンプスが基本です。

歩き慣れたものが良いでしょう。

 

ストッキング

予備も含めて複数枚、持参しましょう。

現地で購入することもできますが、日本製品とは品質や色が異なることがあるため、多めに持っていくと安心です。

 

ビジネスバッグ

軽量で、PCや書類を収納できる機能的なバッグをおすすめです。

ショルダーベルト付きのものを選ぶと、移動時の負担を軽減できます。

 

カーディガン・ストール

長時間のフライトや、オフィスでの冷房対策に非常に役立ちます。

男性と同様、落ち着いたカラーのものを選びましょう。

 

アクセサリー

オフィスカジュアルに合わせてシンプルなものを選びます。

正装する場面がある場合は、小ぶりで上品かつ清楚な雰囲気のアクセサリーを選びましょう。

高価なものは盗難のリスクを避けるためにも、持参を控えるのが賢明です。

 

メイク道具

使い慣れた化粧品やメイクツールをコンパクトにまとめて持参しましょう。

パウダーファンデーションやパウダー、チーク、アイシャドウなど、350ml以上の粉末類は、機内持ち込み手荷物には入れられない点に注意しましょう。

超える場合は、預け入れ荷物に入れます。

また、メイクポーチが動物由来製品(ヘビ革やワニ革など)の場合、ワシントン条約の検疫対象となるため、避けましょう。

 

化粧水・クレンジング・乳液など

化粧水・クレンジング・乳液などのスキンケア化粧品は、液体物であるため、機内持ち込みをする場合は100ml以下の容器に移し替える必要があります。

滞在日数分のサンプルサイズやミニボトルセットが便利です。

 

生理用品

現地でも購入可能ですが、日本製とはサイズや素材感が異なるため、使い慣れたものを日数分、持参しておくと安心です。

 

ヘアケア用品

電動シェーバーと同様に、日本のヘアアイロンやドライヤーは100V専用の製品が多いため、変圧器が必要か確認してください。

また、ヘアスプレーなどは、ガス噴射式だと飛行機に積めないため、ミスト式かジェルタイプやクリームタイプのものを持参しましょう。

 

持っていけば良かった!後悔しがちな持ち物とは

アメリカ出張の経験者が「これがあれば良かった」と口にする、便利グッズをご紹介します。

 

TSAロック

アメリカでは、テロ対策のため、空港でTSA職員が抜き打ちで荷物を開けて検査することがあります。

TSAロック以外の鍵をかけていると、鍵を壊されてしまっても損害補償はありません。

このため、TSAロック付きのスーツケースまたは、TSAロックを別途、用意しましょう。

 

薬・サプリメント

飲み慣れた常備薬(風邪薬、胃腸薬、頭痛薬など)やサプリメントは、現地で手に入れるのが難しい上、文化や体質に合わない可能性があるため、日数分、持参しましょう。

特に、アメリカで販売されている薬やサプリメントの場合、日本人にとっては容量が多過ぎることがあります。

ただし、何の薬か聞かれた際は説明できるように、購入した際の箱に入れて持ち込むことをおすすめします。

処方薬の場合は、携行する薬が、自己の疾病治療のために医師によって処方されたものであることを証明します。

税関での質問に備えるため、薬剤名(一般名と商品名)、用量、用法、処方理由、医師の連絡先などが明記されているものを持参することが望ましいです。

睡眠薬や精神安定剤、向精神薬、医療用麻薬などの中には、日本で合法でも北米では厳しく規制されている、または持ち込みに許可が必要な薬があるため、渡航先の大使館や領事館、または現地の税関当局のWebサイトで事前に確認しておきましょう。

「何の薬か」「なぜ必要なのか」「どれくらいの量か」を、英語で証明できる状態にしておくことが最大のトラブル回避策となります。

 

洗濯洗剤

特に長期滞在の場合、ホテルのランドリーサービスを使うこともできますが、軽い衣類を自分で洗いたい場合に、個包装の洗濯洗剤があると便利です。

液体タイプや粉末タイプの洗濯洗剤を持ち込む際は、手荷物ではなく預け荷物に入れましょう。

 

日焼け止め

アメリカは日差しが強い地域が多いため、季節に関係なく日焼け止めがあると安心です。

特に外を歩く機会が多い場合に重宝します。

ガス噴射式のスプレータイプ以外を選びましょう。

 

小さめのバッグ、エコバッグ

出張先のちょっとした外出や、スーパーでの買い物の(アメリカではレジ袋が有料または提供されないことが多い)ために、小さくたためるエコバッグや、斜めがけできる軽量なサブバッグがあると便利です。

 

歩きやすい靴(スニーカーなど)

移動や観光(限られた時間ですが)のために、ビジネスシューズやパンプスとは別に、歩きやすい靴を一つ持っていくと、足の負担を軽減できます。

 

スリッパ

アメリカのホテルでは、日本のホテルと異なりスリッパが備え付けられていないことが多いため、機内でも使える折りたたみ式のスリッパがあると快適です。

 

防寒・暑さ対策グッズ

アメリカは地域によって寒暖差が激しいほか、室内と外気の温度差が大きいことが特徴です。

防寒対策としては、夏でもカーディガンやストールなど体温調節できる羽織物、冬にはヒートテックなどの防寒対策グッズを持参しましょう。

暑さ対策では、ハンディファンやネッククーラー、冷感ウェアなどがおすすめです。

 

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アメリカ出張の準備は多岐にわたりますが、社員の出張をサポートする総務人事ご担当者様にとって、最も工数がかかるのは、航空券やホテルの手配、そして経費精算業務ではないでしょうか。

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まとめ

アメリカ出張は、ビジネスの大きなチャンスであると同時に、日本とは異なる環境への適応が求められます。

本記事でご紹介した必需品や男女別の便利グッズのチェックリストを参考に、忘れ物のないように万全の準備を整えてください。

そして、煩雑になりがちな出張手配業務は、ぜひ「出張手配プラス」にお任せください。

万全の準備と効率的な手配体制で、アメリカ出張を成功に導きましょう。

 

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